セキセイインコの病気(甲状腺肥大)と入院について経過報告をしていきますので参考にしてください。
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セキセイインコに関する情報です。
セキセイインコを飼っている人は、一度健康診断を受けさせることをオススメします。詳しくは本文で。
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セキセイインコを飼っているが、ある日の夜、食べたのもを戻しているのを見つけた。オスなどは求愛のためや、卵を温めるメスに食事を渡す行為のために戻すことがあるが、メスなのでそれは考えにくい。少しネバネバしたものも含まれているようだ。1日様子を見て、もしも改善されないようであれば、病院に連れて行くことにする。なお、後で知ったが、この『1日様子をみる行為』が時として致命傷になるので、本来は可能な限りすぐに病院に行ったほうが良い。いや、必ずそうすること。それはなぜなのか、その理由を以下の述べるので、絶対に覚えておいてほしい。
セキセイインコの体調が変だなと感じたとき、多くの人は1日様子をみるという。しかしこれは大変危険なことである。体調が悪いインコは食欲が減退する。もちろん症状の悪化も考えられる。インコにとっての1日は人間にとっての1週間に相当する。もしも体調が悪く食欲もない人間が1週間も放っておかれたらどうか?そもそもインコは丸2日〜3日食事をしなければ餓死してしまう。体調の異変に気が付いた時、すでに丸1日食事をしていないことも考えられるので、ここで1日様子を見るか、即病院に連れて行くかは、命に関わる選択になりうる。また、セキセイインコは少々体調が悪くても元気に振舞うという。これは野鳥の修正のなごりで、いかにも体調が悪そうにしていると、外敵からの標的とされるので、本能的に病気を隠しているといわれている。したがって、見た目で体調が悪いとわかる(元気がないなど)場合、実はかなり病気が進行しているケースもある。そんな中で丸1日も(人間換算で1週間も)放って置くのは極めて危険である。くどいようだが、少しでも体調不良が認められたら、すぐに病院に連れて行くことが重要となる。
できるだけ、セキセイインコの定期健康診断を受けさせることが望ましい、まずは、飼い主が病院慣れしておくことが大切で、いざ病気になって、『さあ困った、病院はとこだ?』と始まっては、初期治療が遅れてしまう。普段からなじみの先生がいれば、先のように『1日様子を見る』ことなく、躊躇せずに『いつもの病院』に診てもらうことが出来るためである。少々遠方でも小鳥を専門に診ている病院を健康なうちから探しておくこと。また、通院時は、普段使用している鳥カゴをそのまま持っていくのが望ましい。不可能なら小さな入れ物に入れて行くことになるが、その場合、餌は必ず入れてあげること。そして、直前の排泄物も持っていくようにすること。排泄物はセキセイインコの健康をチェックする際にとても重要な要素となるためである。恥ずかしいからといって、カゴを掃除して病院に持っていくのはやめるべきである。
そんなわけで、嘔吐していたインコを病院へ連れて行った。嘔吐する場合、消化器系に障害があるケースが考えられるということだった。まずは持参した排泄物を検査。異常なし。つづいて『そのう』(胃の手前で一時的に食べたものを溜めておく場所)のチェック。異常なし。ではなぜ嘔吐するのか?先ほどの排泄物の状態から、ほぼ2日ほど、何も食べていなかったことが明らかになった。もう1日様子を見て、病院に行くのが遅れていたら、餓死していたかもしれない。さて、消化器官に問題がないことはわかったので、レントゲン撮影を実施することになった。
レントゲン撮影の結果、『甲状腺肥大』といって、甲状腺が腫れてしまっていることが判明した。このため、食事をしても食道が圧迫されて塞がってしまい、そのうから胃へと、食物が運ばれずに嘔吐してしまうとのことだった。
ここで2つの選択肢を提示される。自宅で投薬をして、甲状腺の腫れを治すか、1週間ほど入院させるか、という選択だった。家族同様のセキセイインコ。連れて帰りたいのは山々だが。それがインコにとって幸せなのだろうか?食欲が無いし、食べても戻してしまうだろう。しばらく別れるのは寂しいが、常に適温、適切な管理をしてくれる病院に預けたほうが、結果として早期の治療につながる。もともと臆病なインコだったので、病院という見慣れぬ環境や見慣れぬ人々の中で過ごさせるのは心が痛んだが、インコのためを思い、預けることにした。1週間ほど会えなくなる。病院からの帰りの道中は寂しい思いでいっぱいだった。きっと元気になって帰っておいで・・・と祈りながら。
基本的に病院からの連絡はしないという。連絡するのは次の2つのケースのみ。『退院できる場合』と『緊急自体』のみ。1週間まかせるしかない。入院の翌日や2日後あたりは、携帯電話の着信が恐ろしかった。緊急事態を意味するからである。幸い病院からの連絡はないまま、4日、5日と過ぎてゆく。5日ということは、自宅で食欲をなくしてから1週間経ったわけであり、強制給餌により、確実に栄養は摂取できている、ということである。便りの無いのは無事の便りか。しかし、あらたな不安がよぎる。あと2日でメドとされた1週間である。退院OKの連絡はくるのだろうか。
1週間が経過した。しかし連絡が無い。そこで病院に様子を尋ねてみた。現在は退院に向けて、強制給餌の回数を徐々に減らしている、とのことだった。あとは体重測定などの結果次第で、翌日にも退院の最終判断をするという。翌日電話がなければ、翌々日にも電話をください、とのことだった。嘔吐はまだ若干あるようだ。嘔吐があるということは、甲状腺の腫れがまだ治まっていないということか?入院は長引くのだろうか。早く会いたい。
翌日になった。今日退院出来なければ、さらに入院が長引くだろう。午前中に待ちに待った電話が入る。食欲が戻り、嘔吐は見られなくなったという。前日から強制給餌をストップしているが、自己の体重を維持できているようで、今後は自宅での投薬治療でよいとの判断だった。いよいよ今日会える。インコ自身も慣れない環境で怖かったと思うが、こちらも寂しかった。あと3時間で仕事が終わり、病院へ向かう。早く会いたい。