北岳登山

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北岳やその周辺施設などのご紹介です。

北岳について

南アルプス連峰の最高峰・北岳。標高3,193メートルは富士山に次ぐ本邦第二位の標高です。麓のの広河原登山口から、北岳肩の小屋を経由して山頂の目指すルートが初心者向けで人気となっています。

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下りが怖い

登山において、登りでは脚力や持久力との戦いなら、下山は脚のバネがポイントになる。脚のクッションがなくなってしまったら、衝撃は腰にくる。腰を痛める。 したがって、あまりハイペースにならないことが重要となる。 小太郎尾根からは、草すべりの急坂を下ることになるので、慎重に進まないと本当に滑ってケガをしてしまう。 早く下りたい気持ちを抑えつつ、ゆっくりゆっくりと下ってゆく。 正面には、次なる目標である鳳凰山がそびえている。 はるか下には池が見える。白根御池だ。最後のチェックポイントだ。 あそこまでたどりつけば、今回の山行はいよいよ最終盤となる。 一息ついたら、はやる気持ちを抑えて、ゆっくりと歩きはじめた。

白根御池にて

白根御池には山小屋がある、なんでも少し前に土砂崩れ(雪崩?)があり、小屋が被害を受けてしまったため、仮設の山小屋で営業しているとのことだった。 昨日と同様に、ここは賑やかだった。 時計を見る。午前11時。昨日の登山時にこの地点に到着したのも午前11時だった。あれから丸々24時間経っていた。 この地点は、ちょうど登山中の人と下山中の人がすれ違う、交差点のような場所なのだろう。どうりで賑やかなわけだ。 さて、ここを発ったら、あとは最終目的地である、広河原登山口が待つことになる。 そう、登山の目的は、登頂ではなく、無事に下山することだ。 元気を出して、歩きはじめた。

こんなに長かったとは・・・

昨日の登山時、広河原〜白根御池は3時間を要している。であれば、下山なら2時間〜2時間半位で到着できるだろう。 全行程、約30時間にわたるところの、最後の数時間である。凱旋という言葉さえも脳裏によぎる。 しかし・・・ 脚のクッションがなくなってきた。一歩一歩、腰に衝撃がはしるようになってきた。急斜面もあり、ペースは上がらない。 この区間、こんなに長距離だったっけ・・・?と思うほどに、長く感じられた。歩いても歩いても到着しない。 やがて、沢の流れの音が近づき、いよいよ登山口の建物が見えてきた頃、足にはマメが出来ているようだった。 何はともあれ、無事に下山することができた。

北岳の総括

北岳は想像していた通りの素晴らしい山だった。もちろん初心者でも経験者に引率されれば登ることができるし、それでありながら、沢づたい歩き、急登、トラバース、尾根歩き、岩場と、登山の要素が一通り凝縮されている。 景色も素晴らしいし、何よりも日本第二位の山を制覇できたという達成感もついてくる。一度チャレンジしてみてはどうだろうか? 注意点としては、大樺沢コースは雪渓が残っているので初心者は避け、小太郎尾根経由のコースを往復するのが望ましいと思われる。